待てるのが大人。待てないのは子供
川口市(鳩ヶ谷)のピアノ・エレクトーン教室で個性を大切に楽しいレッスンをしている教室はココ!
主宰の清水南妃です。
体験レッスンでも普段のレッスンでも、付き添いの保護者さんが子供にとても親切です。
時間が区切られている「レッスン」を有効に使いたいな〜って気持ちとさっさと用意しないと先生に悪いって思うお気持ち、そばで見ていてひしひしと感じます。
でもさあ、それでいいんだろうか?
保育園や幼稚園、はたまた学校では「自分で自分のことをやる」のは当たり前になっていませんか?
「早くしなさい」「ぐずぐずしないの!」とお口では言っているのに、手も出しちゃってませんか?
ならいっそのこと、保護者さん黙って全部用意しちゃってレッスン入っちゃった方が潔いし、子供も理解しやすいです。
私(僕)がやらないでいいところとはっきり認識できます。
でも・・保護者さん達本当はやらせたいんだよね?
子供が自分でさっさと用意して、レッスンにやる気を見せて欲しいんだよね?
だったらね、方法はひとつです。
2.3回レッスンにならなくても、一切の口出しと手出しをしないことです。
普段、ギャーギャー(子供にはそう聞こえる)言っている人が黙ると、ものすごく恐いです。
そして頭をフル回転して「どうしたらいい?どうすればいい?」と考え始めます。
ここがポイント。
子供に「今、どうしたらいい?今、どうすればいい?」と考えさせるには、大人は黙ることです。
レッスンでも曲の解説やポイントの説明を講師がしますが、たいして脳みそに入っちゃいません。
けれど「どう弾く?どう弾いたらできるようになる?」と問いかけ、子ども自身が工夫し道を見つけると、それはその子の力となり宝物となります。
(まあね、わかんな〜い!できな〜い!教えてくんな〜い!と騒ぐ子もいます。そらそうでしょう。考える教育は普通のところではそうやっていないからね。でも、うちの子たち慣れます。せんせーは答えを自分で見つけろっていうと。笑)
逆にね、子供は待てません。
ちょっと待っててねって言って、待っていてくれるのは多分聞き分けの良い女の子が多いかな?
あとはちょっとほんわかした男子ね。
たいていの子供は聞いちゃいません。
(あ。レッスンでもそうですから、ご心配なく。あ?ご心配か?)
いろんなものが楽しいんです!興味がいっぱいなんです!触ってみたいんです!
それはね、とーってもいいこと。
でも・・・待てないのは困る・・・
(そう、レッスンでも困る・・・)
なので、お約束と任せることをうちではします。
「お教室のルール」が通じない子は3歳児であってもあまりいないです。
反抗したりやだも〜んって言う子はいますが、保育園や幼稚園、学校に通っている子は「ルール」は守るものと理解しています。
ホント、保育園、幼稚園、学校さまさまですよ!
集団教育の先生方、本当素晴らしいです!すごいです!(私にゃできません)
やだも〜んの子には「これやっていて。任せたよ。お仕事ね」というと、ぐっといい顔になってやってくれること多いです。
待てる大人ができないこと。できること。
待てない子供ができること。できないこと。
どっちも得意不得意あります。
うまくやっていきたいですよね〜。
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