舞踏への勧誘
この楽譜。
上がエレクトーンのもので下がピアノのもの。
ともにウェーバーの舞踏への勧誘
ともに初級。ちょっとエレクトーンの方がレベル上かな。楽譜的に。
舞踏という漢字が難しいので「ぶとう」とひらがなで書いてあります。
ナーノーデー・・
「ぶどう」と間違える子続出!
(ま・・・私も、小学生の頃「ぶどう」だと思っていたけどね・・・)
「ぶとうかい」とか「パーティー」とか、ほらディズニープリンセスでよく出てくるなどいうと子供たち(女子)はピンとくるようで「あ〜!あれかあ!」と。
ドレス着て王子様と踊っているアレよ。アレ。
この曲、手こずったのを覚えています。
3拍子。ずんちゃっちゃ。
ずんはできます。うん。
ちゃっちゃがね〜、先生の言う「ワルツのリズム」にならなくて・・・
じゃんじゃんと弾いちゃう。
エレクトーンなので当時はタッチで音量も変わらない。
なので、左手の音量を下げるという技で乗り切りました。
それと「ダンスしているように優雅に」というのが、サルのように転げ回って遊んでいた私にはちっともイメージできず・・・
ワルツのステップを教えてもらってレッスンで踏みましたが、よーわからん!というのが本音でした。笑
今、生徒たちにはちゃっちゃは抜くようにと教えています。
ずんはしっかりちゃっちゃは弾こうとしないで、手の重みを使って〜と。
でも、さすがに初級で「抜いて」とか「手の重み」は不可解なので、目の前で弾くことが多いです。
私は基本的に「弾かないで教える」をやってます(弾いてもワンフレーズ)
でも、こればっかりは子供たちの中にないリズムなのでムーリー・・・
一生懸命真似しようとする姿が可愛いです。
翌週、お家で練習したものを聞かせてもらうと、完全無視して弾いている子、努力してなんかリズムがわけわからんとなっている子、おおお!弾けてる!となっている子、それぞれです。
だってね、これ大人でも難しいですよ〜。
ただね、努力はしてほしいな。
ただバンバンとピアノを叩くのは美しくないし、曲のことは何も考えないで弾いているってことでしょ?
1つ1つの曲には全てストーリーがあり、いろんな思いが詰まっている。
その1つが「ワルツ」だったりする。
わかんないからこれでいいやーってした。は、残念賞だ!
ピアノ・エレクトーン、楽器全ては難しい。
悪いがお勉強より難しいよ。笑
それに自分で向き合う力をつけるのが、楽器と音楽と長く付き合える秘訣。
だから、自分で考えて。私はヒントを出すだけよ?
がんばれ、がんばれ。
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