誰と勝負しているの?
タイトル通り・・・
レッスン中、あなたは誰と勝負しているの?と思うことがしばしばあります。
ま、ほぼ女子たちですけどね。笑
男子たちは面白おかしいマイワールドで暮らしていますので、あまり他人を意識していません。
上手なお友達がいても「あー。◯◯くん(さん)うまいよね〜。かっこいいよね〜」と言うくらい。
(お母さんたちの方が「それを聞いてて、じゃオレも!ってなんでならないんですかねえ?」とため息つくくらいだね。あはは)
でもさ・・・
ピアノ・エレクトーン・・・いや、音楽は誰かと競ったり、誰かと戦うものじゃないんだよね〜。
音楽は自分のものだから。
ここ大切なので、もう一回書いちゃいますよ。
音楽は自分のものだから。
楽譜を見てすぐに弾けるわけじゃない。
譜読みして〜音を確認して〜それから鍵盤で練習始めて〜必ず弾けない箇所が出てきて〜嫌になりながらまた練習して〜の繰り返し。
これがレベルが変わるだけで延々と続きます。
はい。私もこの作業、新しい曲は毎回やってます。
これだけこねこねとこねて自分で頑張っているんだもん、自分のものだって胸張ってもいいでしょ?
この作業やるときに一番大切なのは「自分から逃げないこと」なんです。
ひたすら自分と向き合うのが音楽を作るということ。
誰かと比較するものではありません。
ましてや「演奏レベル」で語るもんでもありません。
演奏レベルが上の方は、自分以上に練習を積み、努力し、自分と向き合い、悔し涙をいっぱい流しているんです。
自分と素直に向き合える人ほど、他人の演奏には寛容な方が多いかな〜って思いますよ。
子供も大人も。
できない自分と向き合うって本当に大変なことですもん。
そこで卑屈にならないで「今の自分」を見つめて、もうちょっと弾けるようになりたいと思うことで練習って成り立つんです。
人の演奏には素直に感動する心を。
自分の演奏は冷静にジャッジングする強さを。
他人が自分の演奏にあれこれ言ってきた時は「その人は信頼できる人なのか?」が耳を傾けるポイントとなります。
他は右から左でいいんじゃない?
ふふふ。音楽では自分と勝負してくださいね〜。
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