ママがね!パパがね!

レッスンお休みでなのでブログ更新が好調な南妃せんせーです。笑

明日くらいからまた前と同じペースになるかな?


この「ママ(パパ)がね〜◯◯って言ったんだもん!」というセリフ、レッスンでよく出てきます。


主に私が「残念、ここが違ったー!」と言った時。


実際ね、ママやパパがどう言ったとかは大した問題じゃないんです。


問題は〜〜〜。


習っているのは誰だってこと!


キミよね?キミ!


どれみがしっかり読めてないのにスラスラ弾いている子、多いんですよ。


私からすれば「ククク・・・読めないのに弾けるんだ〜?」です。


で、指摘すると子供から出てくる言葉がアレ。


私的にはお子さんを思ってしている保護者さんの好意を子供の前で否定することは極力避けたいです。


なぜかって?


子供たちにとってお父さんとお母さんが世界で一番大好きで絶対的な存在だから。


私ごときが太刀打ちできるもんじゃないんですよ〜。


ここだけの話、それは中高生になっても・・・なんですよ。ふふふ。


子供達は「早く弾けるようになりたい!」とせっかちで、保護者さんは「課題をこなしてないと先生に失礼」など思ってのことなんだと思います。


なのでね、子供達に言います。


「あれれ?誰が習っているの?自分一人で読めないと弾けるようにならないよ?これはマネッコしているだけなんだね?」


「違うよー!ママに(パパに)教えてもらったんだもん。間違ってない!ちゃんと弾けてる!」


「うん。ママ(パパ)と一緒にピアノ弾くのはいいよね〜楽しいよね〜」


「そうでもないけどね、怒るし。」

(ま、そうだろうなー。やらなくて指導入っているんだろうし。うひひ)


「◯◯ちゃんはなんでママ(パパ)に聞くの?」


「え?早いし。」


「なるほど〜。おうちには先生いないもんね」


「そうだよー◯曜日しかないんだもん」


「まあ、いっぱい来るとママ(パパ)が泣くからね、やめときな。じゃあさ、この間ノートに書いたどれみの表は見てないってことだ。聞いちゃったんだもんね。先生はここから探してってお話しして、うんって言ってたじゃん?」


「見たよ!見た!見たもん!でもわかんなかった!」


「そっかー。なんでわかんなかったのか調べよう」

(ノート開いて)


「これって一番得意な音、な〜んだ?」


「こんなの簡単!ど!」


「じゃさ(間違っていた音を指して)これと同じの見つけられる?」


「んー・・・(しばし探す。探している時点でノートは見てないことがバレバ〜レ)これ!」


「おお!すごいあたり!この音はなんだかわかる?」


「えー(と数える)ファだ!」


「おおお〜!ちゃんと読めるじゃん!すご〜い!レッスンですぐに読めたのに、どうしてお家では読めなかったの?」


「え・・・」


「読めなかったんじゃなく、読まなかったんだよね?」


「あ・・うん・・・ノート見なかった」


「あーそっか。先生とのお約束は忘れちゃったんだね。そっかー。」


「うん、忘れた。」


「自分で書いていたれっすんのーとは見た?」


「え?見ない」


「ふうん。じゃ書いただけかあ・・残念だな。あそこに自分でヒントいっぱい書いてあったのに」


「え?そうなの?」


「そうだね」(と、れっすんのーと見直す)


「あ!ほんとだ!」


「ね。全部自分でできるようにって書いたのにね〜。もったいないね。まあ、聞いた方が早いって気持ちもわかるけどね、ママ(パパ)はもっともっと難しくなっても答えてくれそうかな?」


「うん。大丈夫」


「そっかー。でも、聞いていたら◯◯ちゃん、いつまでも楽譜が読めない子になるよ?いいの?それで」


「え・・・やだ」


「学校もさ、自分で勉強するんじゃない?ピアノも同じだよ」


多少変えてありますが、このような会話が繰り広げられています。


ママ(パパ)期待されていますよ〜!難しくなっても弾けるって!


お子さんがね「ここわかんな〜い」って言ったら「どこ〜?ああ、これはミだね」とか答えちゃってません?笑


そこを一捻り。


「どこ〜?ああ、どの音符ならわかる?そこから数えてみたら?」で伸び方がぐんと変わります。

それが間違えていたら「あ。惜しい!もう1回落ち着いて数えてみて!」と子供が自分でやれるように仕向けてみましょう。


えー教えてよーケチーとか言ったら絶対に教える必要ないです。


ケチじゃないです。

親に悪態ついたら、教えてもらえないことは取得させた方がいい。


私たち先生業が一番大変だと言っている「導入期」


ドの位置の把握に何ヶ月もかかることも珍しくないです。(就学前の子達)


「ここはド」ではわからないから私たちがいるのです。


楽譜のドと鍵盤のドと自分が歌うドが全部違うのも「導入期あるある」です。


1つのことを理解してもらうのに、たくさんの方向から攻めていきます。

こっちがダメなら、あっちから。それがダメなら向こうからという風に。


子供の好奇心をいっぱい伸ばしていきましょう。


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