やる気…出ない…グダグダ…夏休み
なみきせんせーのやる気はもっぱらコレと涼しいお山とお水ですけどね。
(大人じゃないので、みんなが好きなお酒とか飲めないもんでね)
子供達は真っ黒になってレッスンくる子がいっぱい!
とっても「夏休み!」って感じでステキ!
ですが・・・
楽しくて毎日遊んで、なかなかピアノやエレクトーンの前に座る時間がないっぽい子もたくさんいます。
で・・・
練習から遠ざかると、当然のことながら「やる気」はだだ落ち・・・
で・・・
レッスンにいって「なにしてんのかなあ?」と注意勧告を受ける
これじゃレッスンも練習も楽しくないね。
そりゃそーだ。
先生だって楽しくない。
レッスンは私が一人でやるのではなく、生徒ちゃんがお家練習してきて始めて成り立つもの。
(まあ、してなくてもレッスンにはなるんだけどね。先週と同じレッスンを繰り返すだけなんだよね。もったいな〜いしムダでしょ?そんな時間。)
やる気ってね、そこから離れるとどんどんなくなるもんです。
私の立場から言えば「鍵盤のない生活」ってこと。
お家にあるんだけどね、鍵盤。笑
弾かなきゃ置物だから。
どんなにちびっこで「練習が必要!」と思えば、しっかりお話しします。
あとはどうやって時間をひねり出すか?でしょう。
明日でいいや〜。明日やりなさいね〜。で、いいのかな?
レッスン前に付け焼き刃している子の音と、少しの時間でも(ほぼ)毎日弾いている弾いている(練習曲をやっているとは限らないけどね)子の音は全く違います。
年数経てばなおのこと。
これは私だけでなく、ピアノの先生という職業の方は全部感じていること。
言うか?言わないか?だけ。
これ読んで「練習しなさ〜い」というのは違うよね。笑
まずは「練習していない、この頃ピアノエレクトーンの音がとーんと鳴っていない事実」を本人に自覚させること。
そしてそれでいいのか?黒い気持ちなく尋ねてみること。
反抗的に怒る子もいるでしょう。
あー・・・と練習始める子もいるでしょう。
もうやめようかな・・とつぶやく子もいるでしょう。
いろんな反応があると思います。
たいがいの子供が「サボっている」ことを自覚してサボっています。
(ここが可愛くて笑えるんだけどね)
私はサボっていることをしっかりと指摘します。
で、どうするよ?と尋ねます。
・・・「弾いてくる」・・・とか言います。ちっさい声で。
これ弾けるようになりたいと思えば弾かないとそうならない。
でも、めんどくさいがキミの心の中で勝っちゃうなら弾かなくてもいい。
私は先生だけど「弾いてください」と頼んだりはしないよ。
私が弾くんじゃない。キミが弾くんだから。
私は弾きたいから弾く。それだけなんだと。でも練習はめんどくさいよ。
と、話すと「めんどくさい」という先生にびっくりします。
あと、突き放す先生にね。笑
でもね、これピアノやエレクトーンだけじゃなく、子供達が生きていく上でとてもとても大切なこと。
勉強も音楽も「やらされている」うちは花開くことはないです。
だから、根気よく何度もアプローチしながら待つ。ひたすら待つ。
私は「辞めちゃいなさい」とは決して思いません。
辞めるのは最終手段です。
どの子もひとつひとつステキな花を咲かせることを知っているから・・・
そしてそれが1つじゃないことも知っているから・・・
大人ができることは支えること、応援すること、促すこと、叱ること。
そんなに多くないんですよね。
グリフェスの練習、気持ちがきつい子も多いと思います。
へこたれている子もいますし、サボっている子もいます。
がんばれ、がんばれ、と心で応援しつつ、今日もレッスンしましょうか。
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