音楽の期末テスト!
ぼやぼやしていたら、もう夏休みに入っちゃいました。
ちょっとエレピア(今週末の日曜日)準備とグリフェス(11/19)の楽譜書き&企画をやっていたら、知らない間に時が過ぎ去って・・・あはは。汗
その間も通常レッスンはあるわけで。
もちろん期末対策もバッチリやりましたよ。
その中で生徒ちゃんが自ら決めた「目標点数」を越して、さらに高得点をとれた子がいます。
中1期末で94点!
初めての期末でこれだけ取れるのは、本当にすごい!
何回かやるうちに「ああ。こうやって勉強すれば取れるんだ」とだんだんわかっていくのに、この子はチャラチャラしながら(笑)でも、ちゃんと私の話を聞いて、しっかりおウチでも実行。
やったねーーー!!!
お家でやることなんて、ちゃんと取り組めば15分もかからないはず。
「家で勉強もそんなに時間かからなかった?」って尋ねたら「少ししかやってない」と。
こういう話を書くとね、必ず言われるのが「もともと頭がいいんでしょ」という言葉。
違うなー。これ。
本当の意味で頭の切れる子は少ない。一握りだと思いますよ。
この生徒ちゃんはごくごく普通です(脳みその回転的には)
保育園・小学校時代はどっちかってーと「ホワホワ」?笑
お家練習だってやらんし、お母さんはゆるい子供のペースにいつも怒っているし(笑)面談すると「この子、大丈夫なんでしょうかねえ?」とため息まじりにちょっと悲しげに聞いていましたよ・・・
まあ、お母さん、かなりせっかちさんだけど。あはは。
変調が見えたのは前回の発表会が「終わって」から。
(なんで終わってからなんでしょーねー・・・)
ブルクミュラーもハノンも積極的に弾いてくるようになりました。
私のお話もよく聞けるようになり、それをお家で再現できるようになってきました。
そして中学生になり、激変した環境にもまれ、ここ数ヶ月で大きく伸びましたね。
私が1から育てた子。
1つ1つ考え、自分でどうしたらいいか?を本人が考えられるようになるまで、じっくりと待って待って待ち抜いた子。笑
やっと脳みそが動き始めました。
(私は回路がつながったと言いますが。笑)
こういう成長の仕方をする子供が私の生徒には多いです。
基本、(促しますし、諦めることもありませんが)本人の成長を待ちます。
脳は他人が動かすものではありません。
本人と本能が動かすものです。
たった数パーセントしか使われていない、スーパーコンピュターより優れている人の脳。
まだまだ使えるんですよ。笑
そのためには諦めないアプローチと多方面から攻める多様性が必要なんです。
私のボケ防止にも一役買ってくれていますね〜。
実は・・・このテストにはオチがあってね・・・
これだけの点数取って、評価は4だったそう。
あれ?なに?それ?せんせー抗議に行く?なんて笑いながら話していたら、どうやら「発言」を重視するタイプの音楽の先生だったようで・・・
発言数(手を挙げる積極性)が少ないから4だと。苦笑
まあ、そんなにガッツな積極性があるわけでもないからね〜。
しかしまあ、評価っていうのは面白いですよね。
歌も歌っている。授業も出ている。テストは90点台。授業態度も悪くない。
で、手を挙げる回数が少ないからと4評価・・・
ちなみにこの点数で6位だそうで。
間違いなく、文句なく5評価でしょう〜〜〜。
こういうことがちょいちょいあるのが「音楽のテスト」なんですよ〜。
なんだかなあと苦笑いしちゃいます。
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