小原孝先生の公開レッスンのレクチャーコンサートin笑夢ホール
さあ。今日はピーカン!
最後の運動会が2校始まります!がんばっておいで〜〜〜!!!
選曲作業真っ只中のわたし。
脳みそが音でいっぱいなのに「行きたい!」と思っちゃった小原孝先生の公開レッスン&レクチャーコンサートに懐かしい草加のしょうこ先生の笑夢ホールに行ってきました〜。
この企画。オープン企画ではなく、継続セミナー中級編の中の1つ。
私は「元継続セミナー生」として声をかけていただき、聴講させていただきました。
公開レッスンでは・・・
・やさしい花(ブルクミュラー25の練習曲)
・空気の精(ブルクミュラー18の練習曲)
・リオのカーニバル(ギロック)
・雨の日のふんすい(ギロック)
・祭り(ギロック)
上記5曲を中級編の方々が演奏しレッスンを受けます。
いや〜。マジでこれ大変じゃない?やるの?すごいよっと思いながら聴講しました。
今の私が聞かれたら「やらない」って即座に答えてしまうもん・・・
すごいチャンスだとは思うけど、気持ちがそこまでいかない・・・
だからね。公開レッスンを受けたことがとても尊敬です。それしか言葉がない。
リオのカーニバルで公開レッスンを受けた先生は、昨年1年一緒に学んだ仲間。
片付けまですべてが終わって雑談していた時・・・
「なみきせんせーは絶対ノリが違うよっ。ピアノのノリとは違うんだよって思いながら聞いてたよねーーー!!!」と責められました。笑
まあね、そこで普通でしたら「そんなことないよ〜」と笑顔でシラ切りますが、ゲラゲラ笑いながら
「うん。全然サンバじゃなくて笑ったー。ノリが違うよね〜」と言っちゃいました。
だってね、どんなに隠しても私がそういう目線で見ていることは周知の事実だし、1年一緒に学んだ相手に隠すことの方が失礼でしょお。
「あー!やっぱそうだよね。いいよ!エレクトーン人たちはそうやってみてんの知ってるもん!いいよっ!アーーー!」
って怒っていましたが(笑)何よりあの公開レッスンを受けようと手を挙げて、そこで演奏し、引っ張り上がってきたのは、誰でもない、怒っている彼女、いや、先生ですよ。すごいもんです。
リオのカーニバルだけじゃない。
前回の発表会でレッスンした「雨の日の噴水」などなど、親しい曲がたくさんで1音たりとも聞き逃したくない。
小原先生のレッスンでどんどん変化する音たち。
あ。音が伸びた。広がった。ここは上に音を飛ばすんだ。
テクニカルなことでここまで変化がつけられるんだ。
Pは<弱く>1つじゃないよ〜と常々うちの生徒ちゃんには教えていますが、さらに多彩はPを聞くことができ、それをどうやって引き出すか?も惜しみなく見せていただきました。
公開レッスン中何度も小原先生が「私の勝手な解釈では」とおっしゃっていました。
研究もしましたけどねと付け加えながら。
なんで何度も言うのか?ちょっと意味がわからなかったのですが・・・
途中でああ!と合点がいきました。
そうか。教本通りに弾くのが、私たちの世代が受けた音楽教育なんだと。
ここでフォルテ(強く)。次、デクレッシェンド(だんだん弱く)でピアノ(弱く)につなげると表記されていたら、その通りに弾くのが大切。
その中でもう1回膨らみ(クレッシェンド(だんだん強く)デクレッシェンド(だんだん弱く))をつけるのは、そうだ叱られちゃう対象でした・・と思い出しました。
私、自分が比較的自由に弾くので、気がつかなかった・・・
逆になんでその教本通りに演奏しないとイケナイのかが、理解できないのでね。苦笑
そりゃね。意味あります。すべての音の流れにも、表現の表記にも。
でも、がっちりじゃない。曖昧なのが音楽用語。
だからこそ、捉え方もたくさんあっていいんじゃないの?と思っちゃうんですけどね。
だって、小原先生の公開レッスン後、演奏が格段と良くなり、命を吹き込まれていましたよね?
それが答えなんでは?
レクチャーコンサートは先日、うちの生徒ちゃんが弾いた「大雷雨<18のブルクミュラー>」を演奏されました。
小原さんの大雷雨。どんな感じなんだろう?と思ったら立ち上がって聞いていました。私・・・
(最後列にいたので迷惑はかけてない・・・と・・・思う)
重くて黒い雷雲がすごいスピードで迫ってくる演奏。
ぶわあっと嵐に襲われて、あっという間に晴れてきた。
あれ?さっき降っていたっけ?くらいの最後の爽やかさ。
生徒ちゃんの演奏とも、みきこ先生のものとも、私のものとも全く違う大雷雨。
ああ。いいなあ〜。きっと小原さんはまた違うパターンの大雷雨も演奏できちゃうんだろうな〜と思いながらニヤリと笑ってしまいました。
選曲作業で脳みそに音がいっぱいの状態で行ったので、他の音が入ってくるかな〜と少し心配でした。
ま、案の定。途中でいっぱいになりすぎて気持ち悪くなったけど。笑
容量が小さい脳みそです・・・
でも、やっぱり行ってよかった。
たくさんのものを受け取ってきました。
今度、すっからかんな状態でもう1度、小原孝さんの演奏を聞きたいな〜。
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