生徒ちゃんと若先生と私
今月は「あやか先生・みきこ先生とアンサンブルをしよう」企画。
とは言っても、別の曲をやるわけではなく、いつもやっているテキストの曲に両先生がエレクトーンであれこれ工夫して伴奏をつけてくれるっていうもの。
もちろん前もっての仕込みはできない。
ぶっつけ本番。うひひ。
これくらい電子オルガン科なら問題なくこなせるでしょ〜。
コードネーム無くたって、和音が2音しか無くたって、なんとでもなるしなんとでもするのが「電子オルガン」の諚。
普段のレッスンでは伴奏エレクトーンをなみき先生がやりながらレッスンしているため、あれこれと細かいことまでやれない。
エレクトーンで伴奏付けてもらってから生徒ちゃん達に聞いてみる
「どこでエレクトーンの音が鳴っていた?どんな音がなっていた?」
たいていの子供がこう言う。
「・・・・・わかんない・・・・」
んじゃもう1回やろう!
2回め、3回めになるとやっと音が聴こえてくる。
「ここでスズが鳴っていた。タンバリン?太鼓?なってた」
「ここでドーンってなった」
「ここがとってもきれいだった」
いろんな音が入ることに慣れているうちの生徒ちゃんですら、まだまだ「音を聴く」ができない子が多い。
相手の音を聴く。
相手が先生だと特に「合わせてくれる」って安心感からか?あまり聞いてない演奏をするのが特徴。
ダメじゃん!それじゃ。
相手が先生だろうが、お友達だろうが「一緒に弾く人」の音は聞かないと。
自分の演奏、いっぱいいっぱいじゃダメじゃ〜〜〜!
自分の演奏ができるのは当たり前だよ?
だって、ピアノ何年習っているの?
すんごい上手に弾くのではなく、今の自分ができる演奏でいいんだ。
練習の方法だって知っている。
(サボる方法も知っている)
表現も少しずつ分かってきた子も多いよね。
なみき先生はさらに上を目指しているよ。
子供達の力は無限大。
ここまでなんてない。
なみき先生とだけじゃ味わえないレッスン。
きっといろんなことを思うのだろうけれど、やった経験があるのとないのとでは雲泥の差がつく。
私(なみき先生)とだけのレッスンを普段見ているので、二人の先生が入った時の子供達の反応、二人の先生の反応、とてもおもしろく伸びようとする子はどんどん吸収する。
基本、私(なみき先生)の生徒ちゃん達は下地が出来ているので、大人が心配するようなことはあまりない。
あやか先生のレッスンになみき先生は入るけれど、子供達はな〜んにも動じない。笑
経験値がググッと上がるレッスンだねえ。
レッスン自体を回しているのはなみき先生だけど、ライブ感満載でとーっても面白い。
若先生達が出してくれる音を聞いて、自分の音を聞いて、さあ、子供達の中で何ができるんだろうね。
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