人前での演奏は怖いんです。

先日、3月10日金曜日。

一年間通った継続セミナーの最後を飾る「修了コンサート」がありました。

(継続セミナーのお話はまた次の時に・・・)


私、人前での演奏をものすごく苦手としています。

まあ、もうかなりの時間、シッカリとした演奏していません。


正直、この修了コンサートもばっくれ・・・いや、お休みしようかと思っていました。

だってね、ピアノの先生たちの前で弾くんです。

イヤですよ。プレッシャー半端ないもん!


非常に大人気ない私はセミナーでも「でな〜い」「お腹痛くなるからお休み〜」「帰る〜」を連発。

きっとね、他の先生方だってそう思っているはずなのに言わないの。大人だから。


ペアを組んでくれた宮里先生に「一緒にやりましょう」と誘われ、なんかうっかり「うん」と言ってしまい(笑)アレンジでアンサンブルならいっかーと・・・


自分のためのフルアレンジも書いてみたかったし(学生終わってから書いてないかも?)心の奥底でね、ちょびっと弾いてみたい気がしてたのも確か。でも、ほんのちょびっとね。


ピアノを教わっているちひろ先生にも泣き付き・・・

同じセミナー受けて演奏活動もされている小西先生にも泣き付き・・・

どうやったら人前で演奏できるの?と・・・


慣れだってー!慣れ!

しくじっても温かい目で見てくれるところから始めようってアドバイス頂きました。

なみきさん、楽しい音楽得意でしょとも。


周りにあれだけグダグダ言いましたが、終了コンサートとてもよかったです。

出て、よかった。

久しぶりに気持ち良く弾けました。

毎度、緊張している風味がありませんが、してますよ。2〜3日前から食欲がガツンと落ちてますから。

でね、もうちょっと弾けるようになりたいって思えました。

それが今回の一番の収穫。


他の先生方の演奏も完成度とかではなく、チカラと想いがすごい演奏ばかり。

ミスないのがいいと思っている方にはわからない演奏かもしれません。

みなさん、椅子に座って弾き始める前に、す〜っと自分に空気を寄せるところなんかはさすがだな〜と。


ピアノの先生。

長くやっていればいろいろあります。弾けない時期を過ごした方も多い。

私のように演奏に関してトラウマがある方も少なくない。

故障を持っている方も。


それでも1時間半。

みんなそこに挑戦するような演奏でした。

誰も気持ちに負けることなく、弾ききったのは感動的。


最初「ピアノの先生の前で弾きたくない」と思っていた自分が恥ずかしかった。

同職だからこそ、厳しい目で見ることもあるけれど、同職だからこそ痛みがわかるんだね。

発表会で「講師」という看板背負って演奏するのとは全く違いました。

講師の看板って意外と重いんですよ・・・

そしてね、かなり怖いんですよ・・・客席から期待が圧迫してくるんです。笑


うちの発表会で、子供達がお互い励まし合うのに似てる感じといえばわかりやすいかしら?

みんな自分の曲だって大変なのに、お友達の演奏も聞いて、出番前に緊張してたら大丈夫だよ〜って声かけたりしています。

あの姿見ると、いい成長しているなあと泣けそうになります。

先生達はさすがに大丈夫だよ〜とは言いませんが、黙ってお互いを励ましあってました。


今月、もう1回、終了コンサートがあります。

もう1回、弾いてきますね。

またメンバーが違います。きっとコンサートの色も変わるんでしょう。

楽しめたらいいなって思っている自分がいます。


さすがに自分の演奏をトップに持っていく勇気がなかったので、最後に・・・

曲は森山直太朗さんの「さくら(独唱)」

終了コンサートの1回目があった3・10は県立高校の発表の日でもあったのです。

受験した生徒ちゃん達にさくらが咲きますように、という願いも込めてこの曲にしました。

さくら、咲いたようです。おめでとう。





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