お月謝が上がると、確実にレッスンの質が高くなります!
と、いうタイトルのブログを昨夜読み、う〜んと唸りました。
うん。いい意味でね。
私が一昨年継続セミナーに通っていた草加の益子祥子先生が書かれたもの。
まずはご一読を。
私たち講師は闇雲に値上げってしないです。
う〜んう〜んって唸って考えて、生徒たち自分たちの将来を見つめ、ものすごい勇気を出して保護者さんにお伝えします。
しょうこ先生も書かれていますが、そもそもピアノの先生のお月謝はそのスキルの比べたら適正価格ではありません。
まず、30年前と同じお値段とかおかしいでしょ?
竿竹屋の売り文句にはプフフと笑えるのに、それはそのままでいいと感じている一般の方に合わせた価格です。
音楽に注ぎ込んだ「時間」「お金」「力」を考えたら、数年(または数ヶ月)でピアノの先生をはるかに凌ぐ料金を払うところより低いのは適正価格ではありませんね。
子供の教育機関だから?いやいや〜。
比較が簡単なので塾を例に出しますが・・・
講師が大学生でも数万という金額を塾にお支払いの方もいらっしゃいませんか?
塾のベテラン講師たちは私たちの収入に「え?」とびっくりします。
だって、大学生並みの収入だったりしますから、普通のピアノの先生。笑
設備費もいただいている音楽教室はほとんどないでしょうね。
お教室の中のもの、どうやって維持し、快適にレッスンできるようにしているんでしょう。
無料ではないですよね。
私の通った学校では十数万の設備費がありました。
仮に毎月1000円の設備費をいただいたとします。
A音楽教室は30人在籍です。
1000×30=30,000
30,000×12か月=360,000
で、3年経ったら・・・
360,000×3=1,080,000
ここまできてやっと私のアップライトのピアノが買えて少しお釣りがきます。
エレクトーンはステージア02カスタムという上級モデルが買えます。(消費税出るかな?)
グランドは贅沢言わなければ買えるかもしれませんね〜。
楽器1台でこんな感じ。
音楽はね、維持しているだけでもお金がかかります。
それも数千円の単位ではなくね・・・
私たちがセミナーに通って勉強していること。
何時間も練習していること。
みんなが笑顔で来られる空間をあれこれと工夫していること。
それはなんででしょう?
もうね、しょうこ先生が書いた一言ですよ!
生徒ちゃんたちが大好きだから。
そう。ごめんね!笑
家族にバカじゃないの〜と言われながらもグリフェスのビデオをずっと見続けられるほど、生徒ちゃんが大好きなんですよ。
伸びない子がいれば、たくさんのアプローチをその子のレッスンじゃない時も考えています。
どうしたら伝わるか?どうしたら音楽の楽しさを見せられるか?
昼夜問わず考えています。
発表会なんて、私に限らず、頑張っている先生たちは軽〜く家庭崩壊中でしょう。
普通の旦那さんならリコンものだなと毎度思います。
犬たちも私に期待しなくなりますからね。
寂しいったらありゃしない。苦笑
たくさん書きました(いつものことだけど)
書ききれないこともたくさん。笑
値上げは確かに受け止める方にとっては楽しいものじゃないけれど、私たちが言いだす時はかなり熟慮を重ねて言っているということを知って欲しかったのです。
2年前の発表会後、値上げを通達し行いました。
保護者さん、どなたにも反発をされませんでした。
みなさん、いろんな思いがあったでしょう。
でもね、受け入れてくださいました。
心より感謝し、さらにお教室と自分の向上を図ろうと固く誓いました。
結果は出したい。
グリフェス。新入会の活躍が目覚しかったです。
男子たちも光った演奏をしていました。
何より、笑顔が随所で見られたこと。(ちょい進行がダラダラにはなりましたが)
私たち講師は認められると超がんばれる体質です。笑
どうか、これからもいろんなことを言い出しますが、それにはわけがあるってことを心の奥にでもちょっと置いてやってください。
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