エレクトーンを弾くと…?


グリフェス(グリーンライトミュージックフェスティバル・発表会)で本当に初めてエレクトーンに挑戦する生徒ちゃんがいます。


ソロ、2名。

アンサンブル、1名。


3人とも在籍年数は4年を越えます。

いつもはピアノを弾いている子たち。


まずワクワクでエレクトーンに座って・・・あれ・・???


「どこに手を置くの?ポジションここ・・・???」


かなり怪しい。笑

ものすごいイケてない顔で聞いてきます。


鍵盤が2段になっただけなんですが、もう真ん中の「ド」がわかりません。笑


耳で捉えられる子は見つけますが、ほとんどの子がこの時点で迷子。


そしてポジション移動があったりしたら、もう大変!


「どこー!どこ弾くのー!!!」


体で覚えるしかないので、笑いながらその都度「ここー!」「ここー!」と指差してます。


さあ、エレクトーンとピアノ大きな違いの1つが入ってきます。


ベースです。


足でドレミファソラシドを弾くんですよ!?


この時点で弾いたことがない人から「なにそれ?何の芸?」と言われちゃうんですけどね。


だいたい初めてのベース入ったレッスンをやると最後に出る言葉は「足痛い」


笑えるんですよ。小学生が足痛いとか言います。走ってもいないのに。


ベースは弾いている最中は見えないので、当たり前だけど本当は感覚で覚えて弾きます。


が!ピアノ弾いている子たちがエレクトーンやると、必ず下を向きっぱなしで弾いています。


後ろから見ると首がないみたい!


これも面白いので写真撮ってみせると、おかしいのは伝わるらしく「だって!ベース見ないで弾くとかできない!!!」と抗議されます。


そしてこれは地味だけど、ピアノとエレクトーンの大きな違いの1つ。


大地に足をつけることがない


ピアノは足台まで使って大地を踏みしめることを教えます。

これね、地味だけどちゃんと足をついて練習している子とそうじゃない子は音の重さが違います。


力で叩いて出す重さではなく、音が重厚になるんです。

お家でもそうやって欲しいけど、やっている子はいるのかな?笑

雑誌を積み上げてもいいし、つぶれないような箱に足を乗せてもいいし、100キンとかの材料で作れそうじゃない?


でもね、エレクトーンは右足をエクスプレションペダルという強弱をつけるところに乗せます。


左足はベースを弾きますから、どこにも置きません。

なおかつ、左足は動きますので、お椅子にどっかり座ってなんて弾けませんよ。

椅子に半分くらいしかお尻は乗せません。


なので、何が大切って言えば「体幹」です


もう1度言います。


「体幹」です。

(体育会系かっ!)


まあ、ピアノだって体幹しっかりしている子は音域が広くなっても体がぶれませんけどね。


エレクトーンはそれ以上に「体幹」が大切になります。


鍵盤は軽いのですが、今は鍵盤にセンサー付いていて打鍵の強さや、打鍵してからの押し込みで音が変わるようになっていますので、粘る音などはピアノより力を使います。


さてさて。ささっとあげただけでこれだけ違うエレクトーン。


しかも目標はグリフェス!


初トライだけど、3人とも頑張っています。(まだ四苦八苦の状態)


痛い思いをしながら、ピアノと違うものを感じながらいい演奏を作り上げて欲しいですね〜。


先生、楽しみ♪( ´▽`)




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