やる気ってなんだろう?
グリフェス(グリーンライトミュージックフェスティバル・発表会)の練習に突入しています。
夏休みっていうゆる〜い空気にやられてか?「練習してくる子」と「してこない子」にぱっきり分かれている現在状況。
ここでね、タイトルにある「やる気」
そもそも「強制的にピアノ・エレクトーンやっています」という生徒ちゃんはうちにはいません。
誰もが「やりたい!」っておメメキラキラでやってきました。
で〜も〜ねっ!
習ってみたら「意外」と難しかったし、お家で練習しないとだし・・とテンション下がります。
これね、うちの子だけとは思わないほうがいいです。
はっきり言いますよ〜。
「全員」です。
そう!習った子供「全員」が思っていたのと違ってテンション落ちます。笑
そこからなんです。ピアノもエレクトーンも。
現実は甘くない。
練習しないで弾けるようになれるなら、私もその方法を知りたい!
練習した分だけしかうまくならないし、練習は時間じゃないし、頭使って弾いてないと弾けないし・・・
脳トレ?笑
みんなが「上手だ」と思っている子はあなたの10倍は軽く弾いていますよ。
時間ではなく、密度。集中度。
集中させるのは、環境だったり性格だったりしますが、テレビついている中とか家族が楽しそうな時間とかは無理です。
だって、家族と一緒に過ごしたいですもん。
お母さんが毎日の家事をしている時に練習している子は多いようですね〜。
「やるときはやるんですけど、なんかすぐに違うの弾いて・・・」
「あれ?って一瞬で終わるんです・・・」
それでもね、弾かないよりいいんです。
指が動きますから。
問題は「レッスンでやったことをお家でやらない子」です。
「やらない」と「やれない」は違います。
「やらない」は鍵盤に向かってはみるものの、難しいとかわかんないとかの理由をつけて「やらない」ってこと。
力量的にできないのではなく、気持ちが負ける。
まあ、全体的にそういう傾向がある子供は気持ちが負けやすい。
まあねえ〜「何事にも全力で向かっていく」とか私もわからないし、逆に気持ち悪いと思ってしまう方だし。
そういう生徒ちゃんには何度も何度も聞きます
「あなたはこの曲をどういう風に弾きたいの?」と。
具体的なイメージが出ない子が多いです。
想像すること、イメージすることに慣れていない。
「キレイに弾きたい」「間違えないで弾きたい」
だいたい、これかな?笑
(こういう子達が弾けるようになってくると、違うことを言い出すので面白い!)
先のイメージを具体的に持つことで、人って欲が出ます。
映画やアニメの曲だったら、一緒にそれを見て感想を言い合い、イメージを膨らます。
クラシックだったら、いろんな演奏を聴いて「どれが好き〜?」とか単純な感想を言うなどなど、モチベーションあげる方法はいろいろあります。
今週は毎日レッスンです。
ひとりひとり違うアプローチをし、毎週違う課題を与えています。具体的に。
課題がかぶることはありません。
それぐらいみんなそれぞれなのです。
きついことも言っています。怒ってもみせます。
もちろん褒めることもいっぱいしています。
どの子にも笑顔でステージに立ってもらいたいから。
私の願いはそれだけなのです。
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