HAPPY ハノン!
と・・・楽しげな名前をつけてまでハノンに親しんでもらおうと思ったのに・・・
「ハノン」の文字を見ただけで、やらない子、スルーする子続出・・・
別に難しい事行ってないのに〜・・・
「ハノン1番をノーマルじゃなく、自分の好きなように弾いてみよう!」
リズム変えてもいい、早弾きしてもいい(美しくね)、何か1つでも自分風味にしてみるって事にトライして欲しかったんだ。
その中で「えーハノン!!!きら〜い!めんどくさ〜い!」と言いながらもやってきた小3ピアノ女子。
確か、先週までは上行はタッカタッカのリズムで、下降はタタタタのリズムでいたって普通に弾いてきていた。
(ハノンをノーマルで弾けたらリズムを変えて弾くのですが、そのリズム奏は途中でリズムを変えることはなく、いくつか提示されているリズムの中からこれと選んだら、最初から最後までそれで演奏します)
今週・・・こうなった・・・
これは思いつかなかった〜〜〜〜!!!
お母さんにメールで動画を送ったら「おうちではこんなの聞いたことない!」と言っていたので、こっそりと練習していたのか?あんまりお家練習できなかったと言っていたので、レッスンで思いついたのか?真相はわからないけれど、かなり斬新なハノンアレンジ。
ピアノ指導者にはこの発想ないよね。笑
いや〜子供の頭って自由だわ〜。
こう言うのがありだったら、片手で始まり、上行は右手、下降は左手なんていうのもありですもんね。
やっぱりね〜脳みそは使ってなんぼです。
やる前から逃げる子多いけれど、それでいいんかな?
保護者さんもさせる前から「大丈夫かな?」と不安になる方多いけど、失敗しても得るものはたくさんありますよね?
それは保護者さんの方がよく知っていますよね〜。
失敗させないことも大切な時があります。
でもね。
たいていのことは「自分で」やったことは「自分のもの」になるんです。
何をしたって大人が両手を広げて「ばっちこーい!」ってにっこり受け止めればいいこと。
成功でも、失敗でも振り向いたら大人が笑顔でいる。
これに勝るものないですよ。子供たちにとって。
この子のハノン聞きながら、笑いながら、そんなことを思いました。
ナイスアレンジだったね!小3ピアノ女子!
自分でやっちゃったから難しくても、頭の中、こんがらがりそうになりながらも最後まで弾けたね。
弾き終わった後
「はぁ〜これめんどくさかった」と言ってました。
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